2021/3/22

ひらめきは、誰にでも訪れる。降臨待ちはもうやめよう

瀬田崇仁『ひらめきはスキルである』出版特別セミナー

2020年11月7日。
TPKガーデンシティPREMIUM池袋で、瀬田崇仁さんの初書籍『ひらめきはスキルである』(総合法令出版)の友情コラボ・出版特別セミナーが行われました。

炎の講演家として知られる鴨頭嘉人さんとタッグを組んで行われたこのセミナー。
笑いと熱狂に包まれた会場(オンラインでもたくさんの方が参加くださいました)の様子を、レポートいたします。

はじめまして。今回、セミナーのライブレポートをさせていただきます、ライター&コラムニストの佐藤友美(さとゆみ)です。普段は、書籍を執筆したり、書評コラムなどを連載しています。

瀬田さんとの出会いは、「世界を変える著者になる」をキャッチフレーズにスタートした著者ゼミである「ブックオリティ」のプレゼンの場でした。
当時、瀬田さんは、今回の書籍にも掲載されている「A4マトリクス・ノート術」の活用法を発表されていて、うわあ画期的! もっとお話聞きたいなあと思ったのを覚えています。
その後、たまたまお互いの自宅が近いことがわかり、図書館で席を並べて受験勉強する同級生のように、瀬田さんとは席を並べて一緒に書籍の執筆をしてきました。

ですので、今回の瀬田さんの書籍の出版は、私にとっても感慨深いものがあるのです。
というわけで、気合入れて、レポートさせていただきます!

【第一部】瀬田崇仁 × 鴨頭嘉人 スペシャル対談 10年前の2人の出会いは必然だった?

今回、瀬田さんとのコラボを快く引き受けてくれた鴨頭嘉人さん。セミナー業界では知らない人のいない、炎の講演家であり、現在はYouTubeで100万人以上のフォロワーを持つ、言葉のプロでもあります。

その鴨頭さんを長年コンサルティングしてきたのが瀬田さん。
鴨頭さんの躍進を支えたのが瀬田さんであり、瀬田さんにコンサルタントとしての自信を与えたのが鴨頭さんであるという関係性なのだとか。

瀬田さんと鴨頭さんの出会いは10年前に遡ります。
マクドナルドでは数々の表彰を受けてきた鴨頭さんだったけれど、独立してすぐは、無収入の時期が長く続いていたのだそう。

鴨頭さんに出会った瀬田さんは、一瞬にして、その魅力のとりこになったといいます。
「お金は持っていなかったけれど、『人』持ちだった」
と瀬田さんが鴨頭さんを評すれば、鴨頭さんは瀬田さんを
「この人が言うことを素直に聞いているうちに、どんどん未来が開けていった」
と言う。

相思相愛の2人のトークは、会場を笑いに包みながら進んでいきます。

どんな成功者にも、足踏みの時代があること。
そして、その時代を超えて成功のきっかけをつかむには、人との出会いがあるのだということに気づかされるあたたかいトークでした。

【第2部】瀬田崇仁さん『ひらめきはスキルである』特別セミナー

瀬田さんのセミナーは、書籍のカバー装丁の話からスタートしました。
当初3つあった表紙のラフから、現在のタイトル、そして装丁に決まっていった過程を見せてくれたのです。
(こういう裏話、楽しいですよね)

本の顔(表紙)が出来上がるまで

今回、瀬田さんの書籍を担当されたのは、総合法令出版の久保木勇耶編集長。そして、この本の企画がスタートしたきっかけが、「世界を変える著者になる ブックオリティ出版ゼミ」の塾長、高橋朋宏さん。
この2人の導きで、一冊の書籍ができていく様子が語られました。

瀬田さんいわく、
「ひらめきとは見事なアイデアや考えを魔法のように思いつくこと」
だそう。

でも、そのひらめきは、決して魔法ではなく、スキルとして誰でも身につけていけるものだと瀬田さんは言います。

そのメソッドの真ん中にあるのが、成果の出るノートのとりかた。
コーヒーをフィルターでドリップするように、抽出した濃い学びを得るための方法が紹介されます。

これが、書籍でも紹介されている、「A4マトリクス・ノート術」です。

4つのマスには、以下のことを書き出します。

①実行すること
→これがひとつもなければ、学びではない

②思いついたこと
→情報をきっかけに自分の中に生まれたこと

③衝撃を受けたこと
→それまで知らなかったこと、ショックを受けたこと

④それ以外の重要なこと

これらを
A)メモをとったものを、あとから4マスに書き直す
or
B)話を聞きながら、フィルターをかけて4マスに書き出していく
のどちらかで、ノートに書き出す習慣をつけてほしいと、瀬田さん。

会場のみなさんも、実際に、今日のトークを聞いて気づいたことを、「A4マトリクス・ノート術」で、書き出しました。

ちなみに、このようにノートをとるようになったら、「成果の出るノート」かどうかは、一目瞭然でわかるのだそうです。

成果の出る人のノートは、上の2つ
①実行すること
②思いついたこと
に、たくさんのことが書かれているのだそうです。

「今日は、僕や鴨さんの言葉よりも、自分で書き出したこのメモを大事にして。そのほうが、100倍価値がある」
と、瀬田さんは強調します。
詳しくはぜひ、書籍でチェックしてくださいね。

瀬田さんは、「人は、あるときに格段にステージが変わる」といいます。
そして、それに必要なのは、自分が憧れる才能を持っている人と時間をともにすること。
瀬田さんは、これらのことを「あたかも、焚き火にあたって、そのあたたかさに体がぽかぽかするような感覚」
だから「焚き火の法則」と名付けているそうです。

自分が憧れる才能を持っている人と一緒にいると、その人の「感覚」や「発想」や「視点」。そして、ビジネス的な「才能」まで、開いていくのだそう。さらには、「オーラ(エネルギー)」ですら、焚き火の法則で身に着けることができるのだといいます。

リスペクトする人と一緒の時間を過ごすこと。
それが、学びの中でも格段に、人を成長させることを教えてくれました。

瀬田さんのお話の中で、印象的だったのは、「人生の大事な場面ほど、運命のサインがやってくる」とおっしゃっていたこと。

実は瀬田さんにとって、今回の出版までの道のりは、非常に険しい道のりだったそうです。
決まったはずの出版社との企画が流れ、一度は「本を出すのは今ではないのかもしれない」とあきらめかけたこともあったのだそう。

けれども、いくつもの運命的なサインに導かれて、この『ひらめきはスキルである』の発行にたどり着きます。

「運命のサインを見逃さないで」という、瀬田さんのメッセージに、会場のみなさんも、大きく頷いていらっしゃいました。

【第3部】瀬田崇仁×鴨頭嘉人 スペシャル対談② ゲスト 高橋朋宏さん

いま再びのスペシャル対談は、もうアレですよ。
どっかんどっかんの笑いの渦でして、私も、笑いすぎてメモとるのをすっかり忘れましたが、鴨頭さんのパワーワードが炸裂してた!

「意味のない言葉を言うの、怖くない?」
「影響受けないなら、人に会う意味ある?」
「質問してきて、やらないって何?」

素直に話を聞けない人は、過去の成功体験に縛られている人。賢い人。
あほの人が成長していく。
と、鴨頭さんは言います。

そこで話題になったのが、鴨頭さんのオンラインサロンに申し込んでこられた、つんく♂さんの話。
売れる前の、つんくさんが、ファンを増やすためにどんなやり方をしていたかの話になり、そこから、つんく♂さんの書籍『一番になる人』を担当し、そして今回の瀬田さんの書籍を世に出すきっかけになった出版業界のレジェンド、高橋朋宏さんの話にうつっていきます。

テンションマックスの中で、客席からステージに呼ばれたのは、ブックオリティの塾長である高橋朋宏(タカトモ)さん。
『人生がときめく片づけの魔法』をはじめとする、ベストセラー書籍を次々世の中に送り出している編集者さんです。

そのタカトモさんと瀬田さんとの出会いは、エレベーターの中だったそう。
そのエレベーターの中での会話で
「この人はすごい人だ」
と思ったタカトモさんが、瀬田さんのコンサルティングに申し込んだのが、2年前のこと。

タカトモさんいわく、コンサルティング期間が始まる前の、事前のアドバイスを実行しただけで、「コンサル料金の元は取れた」そうです。
次にタカトモさんがランチで会ったとき、瀬田さんは、タカトモさんが手掛けたおもな書籍は全部読み込んでいたのだとか。だから瀬田さんの質問は、レベルが違ったと、タカトモさんは驚愕してらっしゃいました。

そんな2人の関係は、その後、瀬田さんが逆にタカトモさんに指導を受ける関係に進化し、瀬田さんの初書籍の種がここで育っていきました。

最後は、瀬田さんが今後スタートするオンラインサロンについての説明と、フィードバックシートの記入で(なんと後日、瀬田さんが質問にこたえてくださるそう!)、大満足てんこもりの出版記念セミナーはお開きとなりました。

最後の最後、瀬田さんからみなさんに伝えられたのは、「学びのゴールデンタイム」について。
学びをした「直後」の30分以内に、振り返りをすると、その学びは確実に血肉になっていくそうです。

そこで私たちは、会場に居残りして、このゴールデンタイムをそれぞれのペースで過ごしました。

今回のセミナーで個人的に感じたのは、大人の学びというのは、アウトプットなんだなーということ。学び終わったところが、学びはじめのホイッスルがなるところなのだなということ。
私自身は、このセミナーを聞いて、『ひらめきはスキルである』をもう一回、読み直してみようと思いました。

今回のセミナーで個人的に感じたのは、大人の学びというのは、アウトプットなんだなーということ。学び終わったところが、学びはじめのホイッスルがなるところなのだなということ。
私自身は、このセミナーを聞いて、『ひらめきはスキルである』をもう一回、読み直してみようと思いました。

長い長いレポートになりました。
気になった方は、ぜひ、動画をご覧くださいね。
そして、『ひらめきはスキルである』も、ぜひチェックしてみてください。

(レポート/佐藤友美)

▼ 2021年 10/31 までが後日動画を購入可能
『ひらめきはスキルである』
出版⭐︎特別セミナー(動画参加ver.)
https://peatix.com/event/3040650/


▼ スタート後・大きな反響
瀬田崇仁さんオンラインサロン
http://xs156789.xsrv.jp/STG2023A/onlinesalon/


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