初出版のボーナスタイム「書籍販促×クラファン」は初速を出すのに効果的でした
《はじめに》
シリーズ第四弾となりました『書籍販促×クラファン』のお客様の声です。
今回のインタビューは『10x(テンエックス) 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み』の著者である名郷根さんです。今回のクラファンは『10x』の出版社であるの日本実業出版社さんにとって初めてのクラファンであり、更にこのクラファンを通じての名郷根さんの頑張りが評価され、日本実業出版社さんの“注力本”(力を入れて、売りたい本)に選出されるに至りました。
そのクラファンがこちらです
『10x 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み』初出版記念!「10x祭り」
今回のインタビューでは、やってみて良かった点や大変だった事に加えて、クラファンを通じて「出版記念イベント」などを行う際の、陥りやすい注意点も伺う事ができましたので、これから『書籍販促×クラファン』を考えている方にとって為になる記事となっております。ぜひ最後までお楽しみください。
[ 著者プロフィール ] 名郷根 修(なごうね しゅう)
株式会社ハイパフォーマンス代表取締役
Rotterdam School of Management, Erasmus University 経営学修士 (MBA)
1978年生まれ、岩手県出身。米国戦略コンサルティングファーム、グローバル医療機器メーカー・フィリップスで勤務後、現在はグループ合計年商180億円の医療分野の会社・南部医理科とフィンガルリンクの経営に携わり、世界最先端の医療技術や製品の普及に努めている。
世界一の戦略コーチであり、Strategic Coach社を創設したダン・サリヴァン氏に師事し、同社が提供している10x Ambition Programを卒業した唯一の日本人。
会社経営者やエグゼクティブ、起業家を対象に、事業を10倍にしながら自由な時間を生み出す講座、仕事の生産性を上げることに特化したコーチングプログラムを提供している。
発売前に300冊以上売れている状態を作れたのは嬉しかった
──『書籍販促×クラファン』お疲れ様でした。やってみて率直な感想はいかがですか?
めちゃくちゃ、やって良かったって思ってます!
本を出版するにあたって、初速ってとても大切なんですね。その初速をどうやって上げるのかと言う時に、クラウドファンディングって良いなって思いましたね。
やっぱり、自分1人で宣伝するのって限界があるじゃないですか。でもキャンプファイヤーなら自分のストーリーを知ってもらえて、しかもみんなで盛り上がれる。凄く良いなと思いました。
──今回が初出版だったんですよね?
そうなんです。初出版って、ある意味ボーナスタイムだと思うんですよ。「出版おめでとう!」ってみんなに祝ってもらえる。このチャンスを活かすのにクラファンは最高のタイミングだったなと思ってます。
──確かに人生に一度しかない事ですもんね!他にやってみようと思えた理由はありますか?
費用対効果の点から考えても、『投資した金額以上のリターンが見込めるな』という計算はありました。私は『10x』という本を出しているんですが、この思考でいけば「コンサル費用の10倍の金額以上の利益は出せるな」と考えたのも一つの理由ですね。
──さすが経営者さんですね。しかも目論見通り10倍の金額を超えているのはすごいです。不安な点は無かったのですか?
自分の信頼度が目に見えてわかるので「これで応援されなかったらどうしよう」という不安はありましたが、始めてみたら、初日に150万近く集まったのでこの心配は吹き飛びましたね。凄く嬉しかったし、自信に繋がりました。
──初日で150万円!凄いです。結果として日本実業出版社さんの注力本にも選ばれたんですよね?
そうなんです。日本実業出版社さんにとって良い事例を残せた事は本当に良かったなって思っています。
キャンペーンやクラファンのお陰で、本の発売前には300冊位売れていて、出版社さんも凄く喜んでくれましたし、コンサルを担当してくださった瀬田さんにとっても良い結果が出せて嬉しかったです。
──2人目、3人目と続いていきそうですね!
ほぼ間違いなくそうなると思います!実際みんなに勧めてもいるので。笑
ただ、著者さんでこのクラファンを行う方が増えてきていて、界隈では「また来たぞ」みたいな雰囲気はあるんです。それだけこのクラファンが効果的という事なんですが、そう言った背景を考える配慮も必要になってくるかもしれないですね。
──確かに出版に伴ってクラファンをされる方がそれだけ増えていると言う事ですね。
ただ、自分が応援してもらえる、純粋に自分も応援したいと思えるので、その思いが循環すると良いなと思います。
文章の添削のレベルが高くて驚きました
──スケジュールの面ではいかがでしたか?
いやぁ〜、正直大変でした。実際、瀬田さんからも「本業・執筆の追い込み・クラファンをちゃんと時間配分しないと、大変な事になりますよ」と言われていて、実際それなりに大変でしたね。笑
サムネイルなどのデザイン部分は人にお願いしていましたし、メルマガ配信などのお客様とのコミュニケーション係と僕の3名体制で挑んでいたのですが、ベースの文章やリターンは自分が考えていたので、そこは時間と労力はかかりましたね。
──ストーリーの文章はとてもお人柄や思いが伝わってきました
いや実は、この部分に今回のコンサルの素晴らしさを感じていて。最初は型があって、それに沿って書いていくんですね。その後、瀬田さんに添削してもらうんですが、そのレベルが高くて驚きました。
実際にこのストーリーを読んだ人が、あっという間にランチ会を申し込んでくれたりして。ストーリーから価値を感じてもらえたというのは、凄く良かったなって思っています。この添削のブラッシュアップには凄く価値を感じました。
僕も色んなコピーライターさんや、文章を書く人を知っていますが、瀬田さんは本当にレベルが高いですね。
──伝わる文章を書くって凄い技術ですよね。その他の点で良かったアドバイスなどはありましたか?
事前に、「クラファンでサポートしてくださる人は、これまで関係のある人が殆どですよ」と聞いていたんですが、本当にその通りだったので、これまでの実績を元に助言してもらえるのはとてもありがたいと思いました。
また、新たな施策なども一緒に考えてくれた点は好感度が高かったです。費用対効果などが理由で実現しなかったんですが、そう言った提案もしてくれると言うのはとても良いなと思いました。
これまでの実績という点で言うと、瀬田さんは色々な書店さん、著者さん、出版社さんと繋がりがあるので、勿論、機密事項は話されないですが、色々な成功事例を元にアドバイスを下さるというのはとても有益だなと感じましたね。
リターンを通じて潜在ニーズに気づく事が出来ました
──やってみて良かったリターンはありますか?
大きく4つあります。一つは「応援する」というリターン。千円・1万円・5万円と作ったのですが、こちらは思った以上に申し込んでいただいて、やって良かったなと思いました。
2つめは「オンラインでエグゼクティブコーチングをする」と言うリターン。2時間で10万円という高額なリターンだったのですが、結果として3名+追加1名分があっという間に売り切れて、応援チケットとコーチングだけでもコンサル費用がカバーできているのでやって良かったですね。
もう一つはパーティーのお花を送るというリターン。他の方の事例で良かったと教えていただいて試したら、25,000円の10基があっという間に売り切れて驚きました。みなさんお花は出したいと思って下さってるんですね。追加を出すのに手配が追いつかなかったのですが、こちらも良いリターンだと思いました。
最後は「リッツカールトンのランチ会」です。こちらもあっという間に売り切れました。やはり少人数で会いたいというニーズはあるんだなと。ただ、ロケーションは凄く大事ですね。僕は鎌倉の海の近くに住んでいるので、その世界観を出したいと思って「逗子マリーナのブランチ会」とか、「鎌倉プリンスホテルのランチ会」とかも出したのですが、あまり反応が良くなくて。やっぱり都内の方が申し込みやすいんだなと言うのはやってみてわかりました。
──少人数で会いたいというニーズは確かにありそうですね!名郷根さんのエグゼクティブコーチングって高額に見えますが、普段はこの様なサービスは提供されているんですか?
実は僕のエグゼクティブコーチングって今は時間とエネルギーを使うのでやっていないんですよ。2〜3年前までは半年間、月1回の直接面談で240万でやっていたんですね。なので今回クラファンの為に特別枠として出してみました。高額には見えますが希少性も高いし金額的にもお得ではあるかなと思っています。
出版記念パーティー参加券をリターンで出される方は気をつけてください
──普段では受けられないサービスを特別に購入する事ができるのもクラファンの醍醐味ですよね。逆に出版記念パーティーなどは、クラファンでなくても開催される方が多いと思うのですが、クラファンを通じて開催した事のメリットなどはありましたか?
確かに、キャンプファイヤーさんを通すので、利益を増やしたいならば手数料が引かれない分、個人で開催するのも一つの方法だと思います。今回、僕の出版記念パーティーは100名位の方が来てくださって大成功だったんですね。
この大成功の秘訣というのは、クラファンでストーリーを見ていただけた事が大きいと思っています。あと、実務的な所で言うと決済も楽ですしね。
あ!でも一つ大きな失敗をしました。
──大きな失敗ですか?
出版記念パーティーに参加希望の方から受け取る個人情報をメールアドレスだけにしてしまったんです。そしたら来てくださる方の名前とかもわからなくて大変な思いをしました。本など発送するものに関しては住所と名前はいただいていたんですが、個人情報を無闇に集めるのは良くないかなと思ってしまったんですね。
それが大きな失敗で。どなたがいらっしゃるのかをリストにするのにとても苦労しました。僕以外にもこの失敗をしてしまった方がいるみたいで、個人情報をきちんと受け取っておくのはとても重要だと思います!
──確かに。ログインIDとメールアドレスだと、どなたがいらっしゃるか分からないですもんね!これは貴重な情報ですね。クラファンが終わるまでパーティー参加者の人数なども確定しませんよね。両方の準備もあったかと思いますがスケジュール的に大変では無かったですか?
出版記念パーティー自体は、クラファンが終わってから2週間後に設定していたのでそこまで大変では無かったんですが、終わってすぐの開催だったら相当大変だったと思います。もし同じ様に検討されている方は、クラファン終了後から余裕を持って開催される事をお勧めします。
21人のゲストと18日間連続対談イベントでラストスパートをかけました
──告知はどのようにされていったんですか?
基本はメルマガ、SNS、YouTubeですね。あとは瀬田さんから40日間の間で必ず中弛みするので、「中盤でセミナーやクラブハウスを入れた方がいいですよ」と言われまして。
また僕の前に、さっきーさん(﨑本さん)が凄い人数を呼んだ対談イベントやっていて、『あ〜もうこれはやるしかないな!』って腹を決めてやりました。笑
結果として僕は21人と18日間連続のライブ対談イベントをやりました。コラボでやった方が新しい層にリーチするし、18日間も連続でやると、『修さんすごい!頑張ってるな!』ってみんなにも感じてもらえて。
そして最終日が本の出版日だったので、そこでマックスで盛り上がれたので凄く良かったですね!サムネも頑張って作って。会社経営しながらライブ対談って結構大変なんですよ。凄く盛り上がるので、なかなか寝れないんですよね。次の日仕事があるのに。笑
その間は体力的にはキツかったけれど、凄く達成感はありました。対談してくださった方々も自分事になってくれますし。僕の交友関係が見えるのも良かったですね。修さんこんな方とも繋がってるんだ!と信用評価が上がりました。
──18日連続は凄いですね。でも確かにこれは盛り上がりそうです!うまく行ったリターンの一方で改善したい事柄はありましたか?
オンラインセミナーのリターンがあるのですが、それよりも食事会など「少人数で対面するリターン」の方が需要があるなと感じました。著者になりたい方ってオンラインセミナーよりも直接話せるキッカケがある方が嬉しいみたいですね。金額を少し上げてもリアルで少人数のリターンにする方が良いのだなと思いました。
『10x』のメソッドは少子化問題をも改善させる力があると思っています
──大変貴重なお話しをありがとうございました。最後に名郷根さんのこれからのビジョンなどをお聞かせいただけますか?
僕は3社の経営をしていて、1社は株式会社ハイパフォーマンスといって、「仕事の生産性を上げる」事に特化したコーチングの会社で「10x」というメソッドも伝えています。
もう一社が医療系の会社で、両親から引き継ぎ、7年で100億から188億までになり、僕の代で年商1000億くらいになるように尽力しているのですが、この医療分野の会社をもっと大きくしていきたいです。また「10x」でも書いていますが「働く時間を減らしながら大きな成果を出す」という事を医療分野でもやっていきたい。
これだけの大きな規模になると寄付も規模が違うので、「10x」のメソッドを用いて、もっと多くの人に幸せを提供できるようになると思うので、そういう会社をリードしていきたいです。
──「働く時間を減らして大きな成果を出す」なんて全日本人に知って欲しいメソッドですね!
『10x』は人生が詰まったメソッドになっているし、仕事で成果を出しながらも、 家族を大切にできる様になる、自信を持って伝えられるメソッドなので、これをもっと普及していきたいです。
この本を出したご縁で神田昌典先生にも10xを応援していただける事になって、神田先生のアルマ・クリエイション株式会社で読書会を開催していただけたり、凄くご縁が広がりながら自分のステージも上がっていると感じているので、このメソッドをどんどん広げていきたいと思っています。
──2冊目の本が出るんですか?
6月2日にSBクリエイティブさんから『習慣は3週間だけ続ければいい』という2冊目の本が出る予定で、そういった形で自分のメソッドがどんどん世の中に出ていく事になるのは本当に嬉しいですね。
日本人って「真面目に一生懸命頑張る」と言う価値観があるんですが、僕はこの常識をぶっ壊したいんですよ。日本人はものづくりは得意だけどマーケティングがとても下手で。クリエイティビティも低いんですよね。
でもGAFAとかアメリカやヨーロッパのベンチャーの企業って、一生懸命頑張るよりもクリエイティビティを活かして、今までと違うアプローチを生み出していることがとても価値を持っていると思っていて、その価値をもっともっと広げる為の活動をしていきたいと言うのが僕が本当にやりたいことです。
社内のトップが早く帰って残業を無くしたら、家族との時間もできて、結果的に少子化も改善していくと僕は思ってるんですよ。そういう『良い社会・良い日本』になって欲しいなと心から思っているので、その様な未来を目指してこれからも活動していけたらと思っています。
■株式会社ハイパフォーマンス
■書籍:10x 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み
■クラファンページ:『10x 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み』初出版記念!「10x祭り」
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